イヤフォン「SUU」
そのまま伝える。
「機器で出力した音源をそのまま伝えるのが正しい姿・役割ではないだろうか」の思いから生まれました「す~っと繋がる」をイメージしたイヤフォンです。client : バッファロー
「スタンダードでオールユーザー向けのイヤフォンをお願いします。」
イヤフォンはすでに機能優先のアイテムからファッションアイテムになっています。そういった状況では、好きか嫌いかで選ばれ、それ以上はありません。その中でのスタンダードってなんだろう?
イヤフォンのデザインと言われると、耳に入れるスピーカー部をどうするか?を問われていると思うのですが、昨今の音源はデジタル機器でデジタルイコライザ搭載。細かいことはデジタル機器で調整し、イヤフォンはシンプルに機器と人を繋げる役割が一つの正しい姿なんじゃないだろうかとの思いから、す~っとコードが耳もとまで繋がる姿をイメージしております。名前もそのまま「SUU」です。クライアント担当の方もコンセプトを理解していただき、見えるところにメーカーロゴはありません。太っ腹です。
12色展開です。色はクライアント側の担当デザイナーが行う為、何色が出るのか?希望が通ったのか?と待っておりましたが、12色とは・・・店頭での陳列はなかなか圧巻ながら、心地よい仕上がりになっており、満足のいく仕事になりました。おまけですが、半年くらい経ったころ、あるCMの小道具として使っているのを見て、改めて良い出来映えと感じる機会がありました。
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