不満解消。ミス軽減。

ウォームアップ時間の短縮と大型トレイを備えたラミネーター。

client ：コクヨＳ＆Ｔ株式会社

ラミネート作業を行う場合、まずラミネートしたい用紙を透明フィルムに挟み、そのフィルムを本体差込口から投入しますが、差込時、斜め投入によるフィルム詰まりの問題や、排出後のフィルムは加熱されて柔らかくなており変形しやすく、反りがおこる場合があります。

アイデア→検証→カタチへ
この2つのエラーポイントに対して、開発担当の方とアイデアの検証を経て、差込口にはA4/A3サイズに階段状のガイドを、排出口には折りたたみ式の大型トレイを設けました。特に差込口の段差についてはちょっとした「カタチ＝デザイン」だけで解決できる配慮です。他社でこの2点に対して配慮されているものはなく、商品の機能的なキャラクター・ポイントとなりました。またユーザーのラミネーターに対する不満の約4割であるウォームアップの待ち時間に対する技術的な改善もなされています。これらの機能的な特徴を感じさせつつ、すっきりとした印象を与えるカタチでまとめました。